
今回は、生活保護の2人暮らしについてのお話です!
生活保護の二人暮らしの支給額はいくら???

生活保護で二人暮らしをすると支給額は多めになります!
しかし、一人の時と比べて2倍になるわけではありません!
ソース:https://www.mhlw.go.jp/content/12002000/000488808.pdf
上の画像を見れば2人家族がもらえるお金が大体わかります。
2人暮らしで都会なら18万円ほどで、田舎なら14万円ほどですね。
1人暮らし都会は13万円、1人暮らし田舎が10万円くらいなので2倍よりは少ないですね。
これは家賃や光熱費、ネット代が共有になることが理由です。
しかし、高熱費以外で計算するとちゃんと2人分はもらえています。
一人暮らしの生活保護と同じような生活はできますし、なんなら節約でもっと貯金できます。

シンプルに保護費を2倍にしてくれたら嬉しいんですがね~。
別世帯扱いで受給してこっそり同居したら上手いこと行きませんかね?
生活保護で二人暮らしをしている家庭とは

生活保護の二人暮らしと言えば、夫婦か母子家庭か父子家庭です。
特に高齢者夫婦と母子家庭が多いですね。
生活保護を受けている人の半分は高齢者です。
その9割以上が単身世帯ですが、1割弱は複数人で済んでいます。
無料低額宿泊所に住んでいる人もいますが、おそらく大体は夫婦の世帯でしょう。
若い時に貯金できず、生活保護に頼らざるを得なかった人たちです。
もしかしたら給料が低すぎて年金を収めていなかったのかもしれません。
ただ、もし年金があっても貯金が無ければ結局は生活保護での生活になります。

若いころに貧しかった夫婦が定年退職して生活保護という感じです。
日本の貧困問題を反映していますね。
もう一つの二人暮らしのパターンは母子家庭です。
母子家庭は一人で子供を育てるのが難しく、その分生活保護も受けやすくなっています。
子供にかかる食費は少ないですが、母子手当などで成人夫婦よりも支給額が多くなります。
ちなみに子供の学費や通学、教材の費用はそれとは別で全額出ます。
母子家庭の生活保護受給者は、少子化の影響で減少してきています。
生活保護には、少子高齢化や貧困層などの社会問題が色濃く表れているのです。

生活保護は子育てを応援する制度と見ることもできます。
生活保護の母子家庭は、夫が働いている子育て夫婦よりも余裕があったりします。
生活保護は二人暮らしでも一人暮らしでもあまり変わりません

生活保護は最低生活を保障する制度です。
それは二人暮らしでも一人暮らしでも変わりません。
生活保護を受けている内は、国が健康で文化的な生活を完全に保証してくれます。
極端なことを言えば、子供をいっぱい作って10人家族になっても大丈夫です。
一応、やろうと思えば二人暮らしの片方だけが受給するというのもできます。
世帯分離と呼ばれる少し面倒な手続きが必要になりますが、条件を満たせばできます。
もし生活保護を受けたいのなら、役所かNPOに相談しましょう。
生活保護は収入と所持金が一定以下なら受けられるので、必要なら活用していきましょうね。

月収が9~13万で貯金がその半分くらいなら生活保護を受けられます。
税金と医療費が無料になるので、条件を満たすのなら是非受けましょう!