
こんにちは!ナマポで生活しているナマポ太郎です!
今回は、リボ払いについてのお話をします!
生活保護でもリボ払いを使えるのか!?

最初に結論を言うと、生活保護でもリボ払いを使えます。
ただ、ちょっと面倒なことがあるかもしれません。
リボ払いはクレジットカードについてくるサービスです。
クレジットカードさえあればほとんど誰でも使えるので、もしクレジットカードを持っているのならリボ払いも使えます。
生活保護でもクレジットカードは特に禁止されていないので、リボ払いもフツーに使えますね。
新しく作るのはちょっと面倒ですが、生活保護になる前から持っていたクレジットカードを使えるのなら余裕です。
もしいまクレジットカードを持っているのなら、カード会社にもよりますがちょこっと設定を変えればリボ払いできるようになると思います。
クレジットカードが無いのなら、リボ払いができるカードを新しく作ればリボ払いできるようになります。

たとえば楽天カードとかファミマTカードはリボ払いができますね。
生活保護だということを隠せば普通にクレカは作れたりしますよ。
リボ払いは「借金」!?

皆さんはリボ払いのことをどれくらいくわしく知っていますか?
実は、リボ払いでやっていることは「借金」と同じです。
リボ払いは、カンタンに言うとローンとか借金に近い仕組みをしています。
たとえばクレジットカードで10万円を使うと、ふつうなら貯金から一括で10万円引かれますよね。
しかし、ここでリボ払いを使うと一括で支払わずに毎月数万円ずつゆっくり支払うことができます。
この時、一気に支払わなくてもいいのはカード会社がお金を立て替えてくれているからです。
毎月の支払い額を2万にして10万の買い物をしたとしましょう。
この時、自分の貯金から2万円が引かれて、あとの8万円はカード会社に借金することになります。

カンタンに言うと、リボ払いは「カード会社に自動的に借金する仕組み」です。
毎月支払うお金が使ったお金よりも少なくなるのは借金しているからなんですよね。
さっきの話に戻りますが、支払い額2万円で10万円の買い物をするとカード会社に8万円借金することになります。
その8万円の返済は、毎月2万円ずつに設定しているので大体あと4か月くらいで返せます。(8万円 ÷ 2か月=4か月)
ただ、その8万円にはいわゆる利息が付くのです。
呼び名は利息ではなく手数料ですが、借りる金額が多ければ多いほど返すまでの期間が長くなってたくさんの手数料を取られてしまいます。
たとえば楽天カードで10万円を使って毎月2万円ずつ返すのなら、手数料が付く返す金額は合計10万3750円です。
これは、手数料として3750円取られていることになります。
ちなみに、10万円を借りて毎月1万円ずつ返すのなら返す合計の金額は10万6875円です。(手数料は6875円)
もし20万円を借りて毎月2万円ずつ返すのなら、返す合計の金額は21万3750円になります。(手数料は13750円)

借りた金額が大きかったり毎月返す金額が少なかったりすると、返済にかかる期間が長くなります。
そうなると手数料を取られる期間も長くなるので、返す金額の合計も大きくなるという仕組みです。
最初に言ったように、リボ払いは「借金」であり「ローン」です。
毎月の支払額が一定と言われていますが、それはカード会社が立て替えているからでカード会社に借金をしているからなんですよね。
リボ払いという仕組みがクレジットカードの契約とセットでついてくるのはそれが理由です。
みなさんはリボ払いが借金だということを知っていましたか?
そして、何より大事なのがその借金に付く利子がサラ金並みに高いということです。
リボ払いは、正直サラ金とか闇金とそんなに変わりません。

これまでのお話をまとめるとこんな感じになります!
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このカード使ったらどんだけ買い物しても毎月1万しか払わんくてええで。
1万超えた分はワシらが立て替えたるからな。

その代わり立て替えた金はこれからちゃんと返してな。
当たり前やけどカネ貸すわけやから利子はつけるで。サラ金並みにな。

ああ利子ちゃうわ。手数料やったな。
カネ貸す時に利子って言うと誰も借りてくれへんから手数料って呼んでごまかしとんやったわ。

当然やけど立て替えたれる金には限界があるで。大体100万くらいや。
あと、カネ返す時はゆっくりでええで。ゆっくり払ってくれるとこっちも手数料で儲かるからな。
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リボ払いで毎月の支払いが一定になる理由がわかりましたか?
何も考えずに使っていると、どんどん借金が大きくなって毎月支払う利子(手数料)も大きくなっていきます。
リボ払いの借金が100万円とかまで行くと、毎月に返済する借金よりも手数料の方が数十倍大きくなります。
その結果、手数料を支払うのにせいいっぱいで借金の方を全く返済できない人が生まれたりします。
え?リボの返済は毎月16円ずつしか返せてなかったの?? pic.twitter.com/RtfnWRzpmE
— 吉田 雄大 (@yoshida_yudai) November 6, 2018
何も知らずにリボ払いを使って後悔した人はとてもたくさんいます。
普通の人はリボ払いを使わず、自分が一括で支払える買い物だけをするのがおすすめです。

みなさんはこの真実を知っていましたか?
少ないお金で高いものが買えるのはおかしいと気付きましょう!
生活保護でリボ払いはグレー?

生活保護でもリボ払いは禁止されていません。
しかし、ちょっと気にしておいたことが良いこともあります。
生活保護はお金が少ない人のためにある制度です。
なので、生活保護を受けている人はみんな収入が少ないんですよね。
そして、カード会社は収入が少ない人にお金を貸したいとは思っていません。
収入が少ないと借金を踏み倒されるかもしれないからです。
そういうのがあって、カード会社からすると生活保護の人や無職の人にはリボ払いを使って欲しくないはずです。
ただ、生活保護の人だけリボ払いを禁止しているようなカード会社は見たことがないので普通に使えると思います。

生活保護でもリボ払いが使えるというよりは、禁止する手段が無いという感じですね。
法律でも禁止されていませんし、カード会社もそこまで禁止しようとしていません。
一応、生活保護では借金できないというルールがあります。
しかし、クレジットカードを使った借金はグレーなところがあるのでハッキリとダメとは言われていません。
そもそも、クレジットカードというのは使ったお金を月末までカード会社に立て替えてもらう仕組みです。
クレカという仕組み自体がそもそも短期的な借金であり、クレカが許可されている以上リボ払いに文句を言うことはできません。
さらに、リボ払いは実質借金ですがキャッシングのように分かりやすい借金ではないです。
カードを作ったら最初からリボ払いで知らずに使ってしまったなんてこともあるので、なかなか取り締まりにくいんですよね。

もし生活保護でリボ払いを使っていることが役所にばれたら怒られると思います。
しかし、法律上ダメというわけではないので生活保護が停止されたりはしません。
リボ払いは、お金を受け取るのではなく支払いを先延ばしにする仕組みです。
なので、いわゆる収入認定をされて保護費を減らされることもありません。
生活保護はお金が少ないですが、リボ払いを使えばけっこうぜいたくできたりします。
リボ払いを使えば、性能が良いパソコンを買ったり海外旅行したりもできるでしょう。
ただ、毎月返済をしなくてはいけないので実質的に来月以降の保護費が減ることになります。
生活保護でも貯金はできるので、ちょっとずつ貯金して欲しいものがあったら一括払いするのが一番ですね。

ナマポ太郎はリボ払いは使いません。
欲しいものが出来たらちゃんと買えるように貯金をしています
恐るべきカード会社の実態

リボ払いはとても良くできた仕組みです。
カード会社が自動的にお金を儲けることができます。
リボ払いは、毎月の引き落とし額が一定になります。
これは、庶民が持つお金が減るという痛みを減らしてくれます。
その背景で借金が増えているので実はかなりヤバいのですが、普通の人は借金を抱えていることにすら気付きません。
リボ払いは、目の前の痛みを気にして将来のことまで考えられない人間の弱さをとても上手く利用しています。
確かにリボ払いは一時的な痛みを減らしてくれますが、その代償としての利息があまりにも重すぎます。
一括払いで買えないものを分割で買おうとするのはキケンなことなのですよ。

リボ払いは、今の法律の穴を付いた情弱からお金を搾り取るためのおそろしいシステムです。
リボ払いをする人が増えればカード会社はもうかるので、どのカード会社もリボ払いを使ってほしがっています。
リボ払いを使うと、毎月の引き落とし額が一定なので見た感じお金が減りません。
すると、どんどん買い物をしてお金を使ってしまう人が出てきます。
リボ払いで借金をしているという自覚が無い人は、気付かずにムダ使いしまくります。
そして、いつかリボ払いの限度額までお金を使ってしまいます。
限度額は、ここまで使ったらそれ以上貸してくれないという金額です。
そこからはリボを使うことができず、ひたすら返済の日々です。
さらに、返済のたびに利息でかなり取られるのでなかなか借金が減りません。
そうやってムダ使いさせて、利息で搾取するのがリボ払いというシステムの本当の姿ですね。

カード会社は想像以上にあくどいことをしています。
彼らは庶民からお金を吸い上げる仕組みを作るプロなのです。
いつの間にかリボ払いに!?

カード会社はたくさんあって、色んなカードを作れます。
しかし、その中には最初から勝手にリボ払いになっているカードがいっぱいあります。
「自分が持っているカード名 リボ」で検索してみて下さい。
自分がリボに設定していなくても、いつの間にかリボになっている可能性があります。
実は、有名なカード会社でも初期設定がリボだったりします。
気付かないうちに利息を取られているなんてよくあることです。
解除も簡単にできますが、カード会社側から案内が来ることはありません。
自分の力で検索してやり方を見つける必要があります。

自分の身は自分で守るということです。
現代は、「自分のお金を守るための知識」が必要なのです。
ナマポ太郎はカードを契約した瞬間にリボを解除しました。
カードを作ったのは大学時代ですが、その時にすでに知っていたのです。
皆さんも、お金を節約するならこういうことも気にしてみましょう。
世の中には、情弱に余計なお金を払わせて儲けようとする仕組みが沢山あります。
リボ払いは金儲けや搾取の知識を濃縮したようなサービスです。
リボ払いについて勉強すると、お金に詳しくなれるかもしれません。

ナマポ太郎は昔から博識なのです。
お金に興味がある人はぜひ調べてみて下さい。
一応、リボ払いを使った方がいい場合もあります

実は、リボ払いという仕組み自体が悪いわけではありません。
ローンや借金にはメリットもありますからね。
たとえばどうしても欲しいものが手持ちのお金で買えない時、友達に借りる代わりにカード会社に借りるのはアリです。
すぐ返せる金額なら利息もそんなに付きませんからね。この使い方は悪くない使い方だと思います。
ただ、普段からちゃんとお金の管理をしていれば誰からも借りる必要はありません。
できれば普段から必要な時に備えて貯金をしておきたいですね。

ナマポ太郎のようにお金を上手に使いましょう!
誰にも頼らずに生きていける力を身につけましょう!
また、お金の価値が変わる時もリボ払いが有効になることがあります。
消費税が増える直前は、大きな買い物をする人が増えますよね。
これから値段が上がる物を買う時に、値段が上がる前の値段でローンを組めればちょっと得ができます。
たとえば経済が成長してインフレが起きている時ならリボも悪くなさそうですね。
しかし、日本の経済は全く成長していません。
リボの利息を超えるような成長はまず起きませんので結局リボはダメそうです。

庶民はリボを使わない方が良いというのが結論です。
長い目で見たお金の管理ができるようになりましょう。