
今回は、生活保護でのポイントカードの扱いについてお話しします!
生活保護の「収入認定」について

ポイントカードに関わる大事な話なので先に説明します!
「収入認定」を知っている人は読み飛ばして下さい!
生活保護は最低限の生活資金を保障するための制度です。
なので、収入があった時にはその分のお金が回収されます。
正確には来月の保護費から天引きされるのですが、同じことですね。
働いて稼いだり、宝くじや競馬が当たると「収入認定」されて没収されるのです。
ギャンブルで勝った分を没収されるのは仕方ないと思いますが、
働いて稼いだお金も没収されるのはちょっとアレですよね~。

そんなんじゃ働く気になりませんよね。
まあこれは解決が難しい問題なので無視します。
しかし、これには「例外」があります。
たとえば10万円の給付金は「収入認定」されないので没収されません。
手に入ったお金を収入認定するかしないかは国が決めています。
普通は貰った分だけ没収されますが、給付金のような例外もあるのです。
他にも、役所に申請すれば1万5千円までなら没収を回避できたりします。
ただ、これはまた別のお話なので今回は省きますね。

なんとなく「収入認定」のことは分かりましたか?
それでは本題に入ります!
ポイントカードで貰えるポイントは収入認定されません!

ポイントカードでは買った金額の何パーセントが返ってきます!
しかし、それは収入とはみなされないのです!
たとえば、買った金額の1%がポイントで還元されるお店があるとします。
そのお店で5千円の買い物をすると、50円分がポイントとして返ってきます。
その50円分のポイントは考え方によっては収入ですが、収入認定はされないのです。
つまり、ポイントをいっぱい貯めて1万円分になったとしても没収されません。
スーパーの買い物で貯まったポイントを使えば、お高いお肉を買うこともできます。
また、電子マネーでポイントを貯めればポイントで外食もできるのです。

ポイントで貯まったお金は自分の自由に使えます!
たまには高いものを買ったりできるんですよ!
生活保護には、キャッシュバック系のお金は収入認定されないという決まりがあります。
割引やポイントなど、収入かどうか怪しいものは全部収入認定しない決まりなのです。
まあ、ポイントまで没収されたら流石にうっとうしいですよね。
生活保護受給者の権利をムダに侵害しないようなルールで良かったです。
というか、ポイントや割引を規制しようにも管理しきれませんからね。
どこのお店でもポイントカードはあるので、申告の量がめちゃくちゃ多くなってしまいます。

いろいろ問題はありますが、一番は管理の問題でしょうか。
デジタル化が進むと、いつか没収されるようになるかも知れません。
生活保護流ポイントカードの使い方

ナマポ太郎がポイントカードの上手な使い方を伝授します!
ポイントカードは、ポイントをたくさん貰うコツがあるのです!
ポイントカードの仕組みは、お店によって違います。
しかし、どのお店でもポイントが増えるタイミングがあります。
たとえば某ドラッグストアの水曜日ポイント3倍とかですね。
そういうタイミングを狙うのが大切です。
サラリーマンは忙しかったり疲れているので買い物に行く日が不自由ですが、
生活保護なら時間が無限にあるのでマイペースに節約できます。

これは地味ですが、積み重ねれば大きな金額になります。
日持ちの良いものを一気に買い込みましょう。
ポイント付きのクレジットカードでも同じことができます。
色んな支払いにクレカを使うと、ポイントを多重に貰ったりもできます。
また、生活保護では急な出費があった時に補助金が出たりします。
住宅の修理や、その時々に必要なものを買うお金とかですね。
そういう時は、補助金でポイントをゲットするチャンスです。
補助金で払ってもらう時は、無駄遣いした方がポイントが貯まるという裏技もあります。

生活保護でも頭を使えばお金を手に入れられます。
ナマポ太郎は賢いので、生活保護を有効活用できるのです。