
今回は20代の生活保護受給者のお話をします!
生活保護の受給者の割合は変化しています!

生活保護の年齢別の受給者の割合を調べました!
とても面白い数字が見えましたよ!
ソース:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000164401.pdf
このグラフは生活保護受給者の年齢別の割合を表したものです。
一番上を見ると、65歳以上の受給者割合が増加していることがわかります。
さらに、それ以外の年齢のほとんどが減少していることもわかります。
ただ、唯一20代だけは横ばいです。
30~65歳の割合が減少しているのに20代の割合が横ばいなことから、
全体から見た20代の割合が増加していることがわかります。

他の年齢で減少しているのに20代は横ばいなので、
相対的に20代が増加していると読み取れるのです。
このデータから、20代は金銭的に苦しいという背景が読み取れます。
今の社会は若い人が損をするので当然ですね。
会社に居座っている高齢者を若い人がフォローするのが普通で、
しかも給料は年功序列だったりするので働くほど損をするのです。
仕事の量も増えますしそんな環境なら生活保護の方がマシです。
高齢化社会では高齢者が増えるほど若者の負担は増えるのです。

高齢化社会で若者の負担が増えるのは教科書の中だけの話ではありません。
あなたの職場でも同じことが起こっていませんか?
生活保護受給者の65歳以上の割合が増えているのは単純に高齢化が原因です。
生活保護をずっと受け続けている人が年を取るので受給者の高齢化が起きます。
そう考えると60~64歳以下も増加しそうな気がしますが、減少しています。
これは、団塊世代がこの年の65歳ちょっと上だったからです。
団塊世代が60~64歳だったのが65歳以上になったのでこの変化が起きたわけですね。
同じように考えると、それより下の年代も数が減っていくはずです。
実際に30~64歳の生活保護の割合は減っています。
しかし、20代だけは横ばいです。これは20代の受給者割合の増加と読み取れます。

データの読み取り方が少し難しいかもしれません。
高齢化社会なのに20代割合が減少していないのがポイントです。
20代の生活保護割合が増加している理由を考察

20代だけがなぜか生活保護受給者が多いという現実があります。
その理由を考察してみました。
20代に生活保護が多い理由は、おそらく知識的なものです。
時代が進むにつれて、情報収集が簡単になったのが理由だと思います。
昔は「生活保護になったら人生終わり」と言われていましたが、
今では生活に困った人の権利を守るための制度という認識に変わってきています。
実際、生活保護を受けられずに餓死してしまうケースも知られてきました。
そういう新しい情報は、若い人ほど手に入りやすいのが大きな理由と考えられます。

世の中での生活保護の立ち位置は日々更新されています。
若い人ほど最新の生活保護情報について知る機会が多いのです。
また、若い人ほど常識にとらわれない考え方を持っているのも理由の一つです。
社会で長い間働くと、今の環境で働くのが当たり前という考えになってしまいます。
残業を80時間やっている人は残業80時間が当たり前と思いこみますし、
日常的に対人ストレスに苦しんでいる人はそれが当たり前と思い込んでいます。
しかし、そんなものが当たり前のはずがありません。
そのことに気付くための知識的、体力的な余裕を持っているのも若い人の特徴です。
自分の周囲だけではなく、インターネットやSNSで情報収集ができるのが大きいです。
自分の周りの人しか見えない狭い世界で生きている世代とは違うのです。

若い人ほど社会の常識に染まっている人は少ないです。
そういう人ほど、本当に自分のためになる選択をできる素質があります。
人によっては生活保護で楽しい生活ができる

ナマポ太郎は生活保護でも充実しています。
若い人ほどそういう傾向があります。
今の若い人は不景気の中で育っています。
なので、お金を使わずに楽しむ方法をたくさん知っています。
さらに、今は昔と違ってコスパのいい娯楽が増えました。
月千円前後でインターネットで映画が見放題のサービスもあります。
高いものを欲しがらない人は生活保護でも幸せになれます。
映画や動画を見たりゲームをしたりするのが好きな人は生活保護に適性があります。

昔はお金が無いと十分に楽しめませんでした。
しかし、今はお金が無くても幸せになりやすいです。
20代はお金が無くても楽しむ方法を知っている人が多いです。
そういう人は働かずに生きていくために生活保護を取るかもしれません。
また、世の中には生活保護で Youtuber をやっている人もいます。
Youtuber は基本的に続ければ伸びるので、生活保護と相性がいいです。
十分に伸びれば生活保護を脱出できるので、選択肢としてはかなり賢いと思います。
実際に頭のいい人が本気で Youtuber を目指すなら生活保護を使うんじゃないでしょうか。

実際に元ニートの Youtuber は多いです。
成功する人は常識に囚われないのが特徴です。
まとめ

20代の生活保護が多い理由も考察してみました!
生活保護についての認識が広まってきたのが理由ですね!
生活保護の増加は不景気とも関係しているので手放しには喜べませんが、
生活保護制度についての正しい考えが広まるのは良いことです。
日本では、生活保護が必要な人の五分の一しか生活保護を受けていないそうです。
給料が低すぎる人や、働く能力が無い人は積極的に受給しましょう。
生活保護への注目はブラック企業撲滅のためにも役立ちます。
ブラック企業で働き続けるのは社会のためにもなりません。

これから若い人を中心にもっと生活保護が広まるといいですね。
日本には生活保護が必要なのです。