
今回は、生活保護でエアコンが使えずに亡くなった人のお話です!
職員がエアコンを取り上げて死亡した事件

これは1994年のお話なのでけっこう昔ですね。
生活保護制度が十分に整備されていなかった時代のことです。
昔は、生活保護でエアコンを持つことが認められていなかったそうです。
今では人権侵害ですが、当時は障害者が去勢されていた時代なので仕方ないですね。
その時は、生活保護になるとエアコンが分解されて役所に回収されました。
エアコンを売ったお金を受給者の生活費に回すためです。
一応生活保護法に従った対応ですが、さすがに雑過ぎますよね。
「最低限度の生活」という憲法の決まりに違反していると言えるでしょう。

市の職員は頭が固い人が多いです。
ルールに従って物事を進めることしかできないんでしょうね。
その雑な対応の結果、生活保護受給者は熱中症で亡くなりました。
少しでも本人の生活を思い遣る気持ちがあれば回避できた事件なのではと思います。
実際に、この事件は国会でも取り上げられるほどの大事になったそうです。
こういう事件がきっかけで、今の生活保護受給者の人権が守られているのですね。
今考えてみるとこの亡くなり方は発展途上国みたいですよね。
先進国なのに暑さで死ぬなんてびっくりしてしまいました。

これは生活保護のデメリットの一つですね。
無能な職員に当たった時に雑な仕事をされるのは怖いものです。
電気代を滞納してエアコンを止められたケース

これは2018年に起きた事件です。
電気代の滞納でクーラーが使えなくて死亡した事件ですね。
ナマポ太郎は大学生の時に、電気代の滞納で電気を止められたことがあります。
普通に生きている人でも、電気代を滞納してしまうことがあるのです。
特に生活保護の受給者は、身の回りのことができない人が多いです。
さらに、お金の管理ができない人も多いです。
電気代の支払いや、支払うためのお金の管理ができなくてもおかしくありません。
そこは担当の職員の介入が必要なところですよね。

生活保護の目的は、国民の権利を守ることです。
マニュアルに書いてあることを行うだけではいけません。
この事件の原因は、ハッキリ言うと職員がサボっていたことです。
一人一人の生活をちゃんと把握していなかったことが原因なのです。
生活保護が税金泥棒と言われることがあります。
しかし、本当の税金泥棒は真面目に働かない公務員ですよね。
公務員の中にも、嘘をついたり他人の権利を侵害したりする人がけっこういます。
おかしいと思ったらNPOや専門家に相談してみましょう。

自分の身は自分で守らなければいけません。
正しい知識は自分の身を守るために必要なのです。
今はエアコンの購入費が支給されます!

こういう問題が起きて、やっとお国も重い腰を上げました。
2018年からエアコンの購入費が支給されています。
購入費の支給の条件は、高齢者、障害者、子持ちのどれかに当てはまることです。
熱中症の予防のために支給するのが目的だそうです。
これまでは生活費をやりくりする必要がありましたが、かなり楽になりました。
これで少しでも多くの生活保護世帯が救われるといいですね。
ただ、ナマポ太郎のように条件を満たさない人は貰えないらしいです。
クーラーが付いている図書館にでも行けということですかね。

まあナマポ太郎はクーラーがあるので問題ありません。
エアコンは好きじゃないのでそもそもあまり使いませんしね。
生活保護受給者の生活は少しずつ改善しています。
これからも不自由なところを少しずつ減らしていって欲しいです。
しかし、生活保護の一番の問題は受給率が低い点です。
生活保護を必要としている人の20%しか受給できていないという話もあります。
受給者の生活を良くするための変化も起こして欲しいですが、
生活保護が必要な人への保護も一緒に進めて欲しいと思います。

ナマポ太郎は生活保護をおススメしています!
生活に苦しい人は今すぐ生活保護を受けましょう!