
こんにちは!ナマポで生活しているナマポ太郎です!
今回は生活保護を抜けて後悔する人が多いというお話です!
生活保護を抜けて後悔したKさんのお話

ナマポ太郎が実際に見たお話をご紹介します。
むかしにあった、Kさんという人についてのお話です。
今回紹介するKさんは、ナマポ太郎ともちょこちょこ交流があった男性です。
元はブラック企業で社畜リーマンとして働いていた人でした。
Kさんは仕事に遅刻したことが無いというマジメな性格で、会社をサボったこともなかったそうです。
しかし、お金の使い方はドヘタクソでスマホゲームに課金しまくっているような人でした。
課金しまくっては生活費が無くなって、生活費を稼ぐために残業しまくるという感じだったみたいです。
そのせいで貯金は全くできなかったようですが、借金がなかっただけまだマシですかね。

Kさんはよくあるお金を計画的に使えない人ですね。
欲しいものがあるとガマンできずについつい買ってしまうタイプです。
Kさんが若いうちはそれでよかったんですが、アラサーになったくらいからキツくなってきたようです。
年を取ると体に疲れがたまりやすくなって頭も働かなくなってきますからね。
さらに、それに追い打ちをかけるようにKさんがやっているゲームが集金を強化したのです。
新しいレアキャラをバンバン出すようになって、どんどん課金させようとするやつですね。
そんな感じで、Kさんの生活はどんどん追い詰められていきました。
寝る時間を削って仕事をして、さらに食べるものもかなり減らしたそうです。

課金にハマってしまうと月に10万円以上吹っ飛ぶこともあります。
「課金は月に1万まで」みたいにどこかに区切りを入れないといけませんね。
そんな生活をしていたせいで、Kさんは寝る時間も短くて栄養もちゃんと取れていませんでした。
そして、ついに睡眠不足と栄養失調で体を壊して倒れてしまいます。
残業中に倒れたKさんは、そのまま病院に運ばれて点滴を受けたそうです。
それから食べ物をもらって回復したそうですが、貯金が無いので退院できません。
さらに、お医者さんから「働きすぎ」と言われていたので働くこともできませんでした。
そうやってどうしようもなくなった時に、病院の人から生活保護を紹介してもらったそうです。

病院には、生活保護を受ける手伝いをしてくれる人がいます。
Kさんはそこから、病院の人に手伝ってもらって生活保護を受け始めました。
生活保護を受けるのはイヤだったらしいですが、頼れる人もいなかったので受けるしかなかったそうです。
まあ貯金が無かったのなら仕方ないですよね。ちなみに親もビンボーだったみたいです。
生活保護を受けてからのKさんは、お医者さんに言われた通りにしばらくお休みしていました。
ゲームのことでカウンセリングも受けていて、課金することもやめられたようでした。
しかし、次にKさんは課金が無い買い切りのゲームにドはまりし始めたのです。
Kさんはそのままナマポゲームサークルに入って、スイッチやプレステのゲームにズブズブになります。

実は、生活保護を受けている若い人たちでゲームをするサークルがいくつかあります。
ナマポ太郎がKさんのことを知ったのもそこがきっかけです。
Kさんは、そこのサークルに入っていろんなゲームをやるようになりました。
サークルには似たもの同士が多いので、人間関係も上手くいっていたようです。
しかし、いつからかKさんは元気がなくなってサークルにあまり来なくなりました。
たまに来た時に話を聞いてみると、親から「働け」と言われ続けていたみたいです。
Kさんのことを診ている医者は、「働くにはまだ早いので様子見」と言っていました。
おそらく、お金の使い方が下手なのと何かに依存しやすいのが理由でしょう。

正直、Kさんは社会でやっていけるような人には見えませんでした。
社会に居場所が無くて、それを課金で埋めようとしていたところもあったと思います。
いろいろあった結果、Kさんは親からしつこく言われて働き始めました。
生活保護の生活は気に入っていたようですが、親からのプレッシャーに耐えられなかったようです。
ナマポ太郎の親は「好きにしろ」と言っている理解のある親ですが、どこもそうとは限らないんですよね。
成人したのなら親の言うことなど聞く必要はありませんが、Kさんにその強さは無かったようです。
たまに遊んでいた顔なじみがいなくなるのはさみしかったですが、まあ仕方ないと思いました。
サークルというのは時々人が減ってまた新しい人が入ってくるものですからね。

Kさんはナマポ太郎が入ってから初めてやめた人だったので、諸行無常を感じました。
とても生ぬるくて幸せなサークルでしたが、現実の冷たさを少し感じましたね。
それからしばらくの間、ナマポ太郎はKさんとメールをしていました。
新しい職場に決まって仕事を覚えていることや、前の仕事よりも楽しめていることを聞きました。
給料がもらえるので、生活保護の時よりもいろんなものが買えるようになってうれしかったみたいです。
ゲームを買ったり、ちょっとお高い外食をして楽しんでいましたね。
メールをしている感じ、Kさんは特に問題なく人生を楽しんでいそうでした。
しかし、話を聞いた感じ「貯金」は全くできていなかったようです。

ナマポ太郎は「今」だけでなく「未来」を見て生きています。
Kさんは幸せそうでしたが、それが長続きしないことは分かっていました。
ある日、Kさんからいきなり「転職した」というメールが来ました。
仕事の人間関係がダメだったみたいで、わずか半年後の出来事でしたね。
しかし、その転職がどうやら失敗だったみたいでそこからはしょっちゅうネガティブなメールが来ました。
仕事のストレスのせいでお酒をいっぱい飲むようになり、寝る時間も減っているようでした。
ナマポ太郎はそこで見かねて、仕事をやめた方がいいと伝えました。
Kさんは仕事をやめたがっていましたが、親にまた何か言われるのが嫌だと言ってやめられませんでした。

Kさんの親は、子供の人生をジャマしてくるいわゆる「毒親」だったのです。
毒親なんか無視しろと言いたいですが、子供は洗脳を受けているので無視できません。
ナマポ太郎はKさんに一回お医者さんと話すように言いましたが、それも難しそうでした。
話を聞いてみると、生活保護をやめて仕事を始めてから毎日1時間くらい親と電話していたみたいです。
Kさんが電話したいわけではなく、親が心配で何度もかけてくるので仕方なく話していたそうです。
Kさんは無視するわけにもいかず、そのせいで寝る時間が削られることもあったらしいです。
こうやって子供の時間をうばうのは、子供をコントロールしたがる親がやりがちです。
「心配」とか言って自分の不安を減らすために子供の時間をうばってしまう、とても自己中な親です。

定期的に親と連絡し続けていると、どうしても子供は自立できません。
本当の意味での自立は、1年くらい帰省をサボらないとできないと言われています。
ナマポ太郎はKさんに、いったん親との連絡を完全にやめるべきだと伝えました。
しかし、それもかなわずついにKさんは倒れてしまいます。
原因は過労とストレスで、仕事がブラックだったのと寝る時間が少なかったのが悪かったみたいです。
Kさんはもう一度病院に運び込まれ、前と同じように点滴を受けるハメになりました。
貯金も全くできておらず、生活保護を抜けてから会社にコキ使われてもういちどボロボロになっただけでした。
そして、ほどなくしてもう一度生活保護を受けてこちらに帰ってきました。

ナマポ太郎にはこの未来が見えていました。
しかし、普通の人にはわからないと思うので止めようがなかったのです。
Kさんは、ハッキリ言って仕事ができる人ではありません。
優秀なナマポ太郎と比べるのはかわいそうですが、コミュ力も低いですし頭も顔も悪かったです。
さらに、依存しやすい性格や毒親などもあって働いても上手くいかないのが目に見えています。
しかし、ナマポ太郎やKさんの主治医が気付いても本人やその親が気付かなければ意味が無いのです。
ナマポ太郎はとりあえず、戻ってきたKさんに親との連絡を減らすように伝えました。
いい感じにヤケになっていて親とケンカしていたので、まあ一歩は先に進んだと思います。

ナマポ太郎は、Kさんが倒れてしまった理由をわかりやすく説明しました。
少し難しい話でしたが、倒れて当たり前だということを理解してもらえたようです。
やはり、Kさんは働くのがとても大変だったみたいです。
前みたいに生活保護でゲームざんまいの生活に戻りたいとずっと思っていたそうです。
それを親が邪魔してくるのなら、親を無視すればいいとナマポ太郎は伝えました。
落ち着いて考えると、毎日自分にストレスをかけていた親に従う理由はありませんよね。
ここまで子供を縛ろうとする親はヤバいということを伝えると、意外にすんなり理解してくれました。
それからKさんは前みたいな生活に戻って、今は働いた時に大量に買ったゲームで遊んでいます。

これにて一件落着と言う感じです。
かなり良いことをしましたが、ここまで面倒なのは二度とごめんしたいですね。
Kさんは生活保護をやめたことを完全に後悔していました。
生活保護をやめて得たものはほとんどなく、失ったものしかなかったからです。
しかし、Kさんの親や事情を知らない人たちはまだ「働け」と言います。
その人が働いたら将来どうなるのかを深く考えず、とりあえず「働け」というのです。
そういう人たちは、「自分」の「今」のことしか考えられないとても自己中な人たちです。
「他人」のことや「未来」のことを考えて、もっと頭を使って発言して欲しいですよね。

社会の歯車として、知能を持たずに働きアリとして生きる人にはわからないのかもしれません。
自分が口に出す根性論がたくさんの人を不幸にしていることを自覚して欲しいです。
生活保護についてのスティグマ(偏見)

世の中には生活保護への強い偏見があります!
そして、その偏見のほとんどは現実的ではないカン違いから来ています!
生活保護はとても素晴らしい仕組みです。
社会に合わない人でも、社会から距離を取って生きることができます。
たとえば、コミュニケーションが苦手だったりカンタンな仕事もできない人もいますよね。
そういう人は社会になじめないので、働けずにお金を稼げなかったりします。
しかし、そういう人でも生活保護ならお金をもらえるので生きていけます。
これが生活保護のスゴいところで、日本人ならどんな人でも野垂れ死なずに生きていけるのです。

どうしても仕事ができない人や、働くことで周りにメイワクをかける人もいます。
そういう人が世の中のどこかに絶対にいることを考えると、やはり生活保護は必要です。
しかし、世の中には生活保護への偏見があります。
「情けない」、「穀潰し」と言われることも多いのです。
それが原因で、社会と合わない人が一度生活保護を受けたのに生活保護をやめることがあります。
そして、社会に出たら次は「無能」や「邪魔」と言われて精神を病んで再び生活保護に戻ってくるのです。
この流れは完全に無駄でしかありませんよね。
生活保護は、社会における「ベンチ」みたいな役割があります。
世の中から見ても個人から見ても「働かない」という選択が正解になることもあるのです。
生活保護はそういう人のためにもあるのですが、頭の悪い人たちにはどうやらこれが理解できないようです。

頭の悪い人は目の前のことだけを見て自分の感情を口に出すことしかできません。
そうやって世の中に偏見が生まれていくのです。不毛ですね。
生活保護をなくせという無意味なバッシング

世の中には生活保護へのバッシングがあります。
これが原因で生活保護をやめて後悔する人も多いです。
世の中には、「生活保護をなくせ!」とバッシングする人がいます。
そういう人は生活保護のことをほとんど知りません。
生活保護のことを知っていればそんなことを言うはずがないからです。
生活保護を受けているのはほとんど老人か病人か障害者です。
生活保護を無くしたら町に老人の死体が増えたり、食べものやお金をうばうような犯罪が増えます。
そういうことを想像できない人が生活保護をなくせと言っています。

「生活保護を無くせ!」というのはチンパンジー並みの発言です。
日本だけではなく、先進国ならどこにでも生活保護はあります。
しかし、その発言に影響されて生活保護をやめてしまう人がいます。
そういう人は、いつかバッシングしているのが一部のおバカさんだけだということに気付きます。
そして、カン違いして仕事をやめてしまったことを後悔するのです。
生活保護の方がずっと幸せに生きられるのに、わざわざ抜け出したことに後悔する人は多いです。
生活保護のバッシングには、影響されすぎないように注意しなければいけません。
これは生活保護を受けている人もそうですし、これから受けようとしている人も同じです。

生活保護のことを正しく知れば、生活保護へのバッシングもかわせるようになります。
皆さんも生活保護のことを知って、必要な時は活用できるようにしておきましょう。
生活保護でもらえるお金(年収)はそこそこあります

生活保護の生活はとてもビンボーと思われがちです。
しかし、全くそんなことはありません。
生活保護でもらえるお金はそこまで少なくありません。
スマホ代やインターネット代も払えますし、好きなスイーツを食べたりもできます。
お金をためれば少し高いものも買えたりしますし、なにより税金と病院代が無料です。
この条件から実質年収400万と言われていて、生活保護をやめると生活がキツくなる人も多いです。
特に税金と病院代無料が大きくて、生活保護をやめた瞬間に労働と病気に罰金ができるのは相当キツいです。
生活保護以下の給料の仕事も多くあるので、そういう仕事についたらボロボロになるのがほぼ確定しています。

日本には生活保護よりもビンボーな生活をしている人がたくさんいます。
ブラック企業が多いのが理由で、確か800万人くらい居るらしいです。
生活保護をやめてビンボーになった人は、生活保護をやめたことを間違いなく後悔します。
とりあえずブラック企業の取り締まりをして、ちゃんと給料をもらえるようにして欲しいですね。
それと、ワープアの税金と病院代も無料にしてあげて欲しいです。
そうすればワープアが生活保護をねたんで悪口を言うこともなくなるでしょう。
生活保護は、みなさんが思うよりもずっと快適な生活ができます。
世の中が生活保護に悪いイメージを持つことをやめれば、もっとたくさんの人が活用するでしょう。

今の時代でそこそこの仕事につけていない人は、生活保護の方が幸せになれます。
生活保護が働くよりも幸せになる原因は、日本の働き方がバグっていることです。
生活保護の生活は結構いい暮らしができます

生活保護の暮らしはみじめだと思っていませんか?
全然そんなことはありませんよ!
生活保護での生活は、インドア派にとってはまさに天国です。
仕事をせずに無料の動画やマンガ、ゲームとかを好きなだけ楽しめます。
登山や釣り、ランニングとかもできるのでアウトドア派でも幸せになれるはずです。
ただし、お金をジャブジャブ使うのが好きな人には合わないと思います。
あと、働くことに幸せを感じるマゾの人には向いていないかもしれませんね。
働いた方がいい生活ができるとカン違いして生活保護を辞める人がいますが、そういう人は大体後悔します。

世の中には生活保護についてカン違いしている人が多いです!
そして、そのカン違いが後悔につながることが多いということですね!
さいごに

今回は生活保護を抜けて後悔した人のお話をしました!
生活保護はとても居心地が良いので、抜けた人は大体後悔します!
生活保護はとても素晴らしい制度で、誰でも税金や病院代が無料の特権を手に入れられます。
さらに、理由があれば働かなくてもいいので働くのに向いていない人にはピッタリです。
また、そもそも生活保護を受けるようになった人は何か問題を抱えていて助けが必要なことが多いです。
そこで変なプライドから生活保護を抜けたりすると、ほとんどの人は後悔します。
世の中は生活保護に冷たいですが、生活保護はアメリカやイギリスにもある国家には必要な仕組みです。
生活保護を受けることを恥ずかしいと思わず、受給をためらったり抜けたりしないようにしましょう。

みなさんも必要になればバンバン生活保護を受けましょう!
ナマポ太郎はみなさんのことをお待ちしています!