
今回は生活保護の財源について語っていきます!
生活保護に個別の財源はありません!

皆さんは知らないかもしれませんが、税金はひとまとめにされています。
つまり、全ての税金から少しずつ生活保護費が出されています。
「生活保護の財源はこの税金です!」と言えるものはありません。
消費税も住民税も相続税も全部合わせたものから出ています。
これは生活保護費に限らず全ての税金について言えます。
例えば道路工事にかかるお金や、オリンピックの建設にかかるお金などです。
生活保護の予算が足りなくなったらおそらく消費税が増税されます。
日本では予算が減ったら消費税を増やすのが伝統ですからね。

生活保護費はあらゆる税金から出ています!
あなたの支払った税金や、あなたの会社の税金からも出ています!
年間で生活保護にかかっているお金の量について

生活保護には1年間でとてもたくさんのお金がかかっています!
しかし、困っている人を助けるためには当然なのです。
生活保護に使われている国のお金は、2020年では約4兆円でした。
さらに、その半分は医療扶助(医療費)という現実があります。
ソース:https://www.mhlw.go.jp/topics/2018/01/dl/tp0115-s01-01-03.pdf
生活保護を受けている人は200万人ほどなので、一人当たり200万円くらいですね。
4兆というとても大きな額が動いていることに驚きを隠せません。

とても大きなお金ですが一人当たりで計算すると大したことはありません。
日本の人口は多いのでまあこんなもんでしょう。
生活保護はメリットが大きいので税金の有効活用です!

生活保護は素晴らしい仕組みですよ!
日本の平和は生活保護のおかげと言っても過言ではありません!
生活保護はお金に困っている人にお金をあげるという仕組みです。
お金に困った人は自殺してしまったり他人からお金を奪ったりします。
自殺者の処理にはたくさんのお金がかかりますし、
犯罪者が出たら逮捕や管理のためにもっとたくさんの税金が使われてしまいます。
そして何より市民にとってショックが大きいです。
日本が平和なのは生活保護のおかげとも言えるのです。
生活保護は、「働いていない人にお金を渡す」という特徴から批判されています。
しかし、何も考えずに批判するのは視野が狭いと言えるでしょう。

生活保護に救われている人は多いです!
それは直接お金を受け取っている人に限りません!
生活保護への偏見を無くしましょう!

現在、日本では生活保護への偏見が強い状況です。
そのせいで、本来はもらうべき人も受給を断念してしまっています。
「生活保護を受けている人は悪」というイメージを持っているかもしれません。
しかし、生活保護はお金が無くて困っている人のための制度です。
日本は稼いだもの勝ちの資本主義社会です。
稼げる人はどこまでも稼げますが、その代償として搾取され続ける人も生まれます。
そうなると、どうしてもお金が無くて困る人が生まれてしまいます。
生活保護はそんな人たちを助けるための素晴らしい仕組みなのです。
困っている人を助けるための制度が敵視されている状況は、はっきり言って異常です。
一度冷静になって考え直してみて下さい。

皆さんも生活保護のことをもっと知って下さい!
イメージで語らないようにしましょう!