
こんにちは!ナマポで生活しているナマポ太郎です!
今回は、生活保護を嫌って同調圧力をかけるのは良くないというお話です!
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「生活保護は悪」の同調圧力

「生活保護を受けるのは悪いことだ!」
と、何も考えずに連呼する人々がいますよね!
世の中には「生活保護を受けるのは悪いことだ」と言っている人がいて、その意見に同調するよう求めてきます。
そういう人たちは、外面を気にしたり常識に囚われがちです。
脊髄反射で発言しており、正常な脳の活動が十分に行われていません。
思考力が低めで、みんながそばを注文したらそばアレルギーでもそばを注文するタイプですね。
生活保護が悪じゃないことは、生活保護のメリットを考えてみるとすぐに分かります。
お金が無くて困っている人も、生活保護なら餓死せずに幸せに生きていけるのです。

生活保護は悪いものだと思っている人は多いです。
しかし、それはただの思い込みでしかないことがほとんどです。
「テレビで生活保護は悪と言っていた!」「生活保護は悪とみんなが言っている!」みたいなのは思考停止です。
テレビは「盛り上げる」ことが目的なので、間違ったことを放送したり大げさに言ったりします。
生活保護の必要性については、ちゃんとメリットとデメリットを比較して冷静に考えなければいけません。
たとえば生活保護で救われる人と悪用する人の人数を比べると、救われる人の方が100倍以上多いんですよ。
そういう分析が出来ない人は仕方ないですが、できる人も生活保護のことを勘違いしていたりします。
みんなが「悪」と言っているからといって、その同調圧力に乗って差別してはいけません。

人は無意識に差別をしたり、いじめをしてしまう生き物です。
これを止めるには、自分で学んでちゃんとした知識を身に付ける必要があります。
生活保護の真実

生活保護を受けている人は、とても困っている人ばかりです。
みなさんには想像もつかないような大変な思いをしている人もいます。
生活保護を受けている人の中には、親の借金を返すためにキツい仕事をして体を壊した人もいます。
騙されて危険な仕事をさせられて、身体障害になった人もいます。
他にも虐待やいじめで精神を病んでしまって何も出来なくなった人もいます。
若い時に安い給料でこき使われて貯金できず、退職してから生活保護を受ける人もいます。
そんな人たちを救うのが生活保護です。働かずに生きるのが悪い事とは限りませんよね。
そういう人たちは自分でお金を稼げませんが、生きる権利はちゃんと持っています。

みなさんは生活保護を誤解していませんでしたか?
怠け者というイメージを持っているのなら今すぐ捨てましょう!
生活保護は、「生存権」という憲法に書いてある権利を守るための制度です。
いわゆる、「健康で文化的な最低限度の生活」というやつですね。
お金が少ない人なら、誰でも生活保護を受ける権利があります。
この権利は誰にも邪魔できませんし、誰もが積極的に使うべきものです。
生活保護を否定するのは、日本国憲法を否定するのと同じです。
個人的な感情で憲法に書いてあることを否定するのはさすがにダメですよね。

実は、役所の職員は生活保護を不当に拒否することがあります。
これは憲法にも法律にも反している人権侵害なので、録音して訴えれば勝てます。
ネット上での同調圧力の例

ネット上での同調圧力をいろんなところから拾ってきました!
似たようなのが多かったので、分類してそれぞれの間違いを指摘しています!
・お前も同調して働け系
・働かないやつが得するのはおかしいから働け!
・私は頑張っているから生活保護は甘え!
➡ 生活保護のほとんどは働けない老人か障害者か病人です。
➡ 受給者が自分と同じような立場だと思い込む視野の狭い意見。
・お前も俺の考えに同調しろ系
・生活保護で恥ずかしくないの?
・私は生活保護を受けるくらいなら死ぬ!
➡ 感情論100%です。返事する価値はありません。
・自分と同じように苦労しろ系
・自分はフルタイムで働いて生活保護以下の収入でも働いているんだぞ!
・母子家庭で時間もお金もなくて苦しいけど自分は頑張って働いてるのに!
➡ あなたも生活保護を受給しましょう。

偏見や思い込み、洗脳が原因ですね!
冷静に考えれば分かると思うんですがね!
まとめ
同調圧力は文化的に続いてきたもので、人間の本能でもあります。
実は、昔は同調圧力が必要だった時代もありました。
みんなで揃って同じことをすれば良かった時代では、同調圧力は効率的な作業のために必要だったのです。
しかし、過去の時代に正しかったとしても現代では時代遅れです。
みんなで揃ってやれることは、これからどんどんロボットがやることになります。
現代の同調圧力は、昔のやり方を強制して社会の発展を遅らせてしまうものなのです。

時代が変われば必要な考え方も変わってきます。
生活保護は悪という考え方も、もはや時代遅れです。
同調とは全体に合わせることであり、平均値を目指すこととも言えます。
みんなで無能を助けることで、無能に平均点を取らせることができるのは同調圧力のメリットです。
しかし、有能な人に無能の手伝いをさせて有能な人の時間や可能性を奪うというデメリットもあります。
ダメな同僚の手伝いをしても給料が同じなのが当たり前とか絶対おかしいですよね。
その仕事が得意な人だけがその仕事をして、苦手な人は別の合う仕事を探すのが正解なのです。
そのためのクッションやセーフティネットとして、生活保護はとても重要です。

「無能が有能の足を引っ張る」ことが同調圧力最大の欠点ですね!
現代は、全体の協力ではなく個の活躍の時代です!
それでは今回の講義はここまでです。
優秀な人は同調圧力を振り切って自分の可能性を最大限に追及しましょう!